声優になるには

【声優になりたい高校生限定!】今からやっておくべきこと声優への8つのステップ

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高校生のうちから声優になるためにやっておけることはないかなと思っている方に、今回は声優になるために高校生のうちからやっておくべきことを8つご紹介します!

養成所に入る前からこれらのことをやっておけば、周りと差をつけることができるでしょう。

→高校生にもおすすめ声優養成所ランキング20校の記事はこちら

【STEP1】ボイストレーニングまたは声楽の習い事をする

ナナ
シン先生、あたしが今のうちにできることってないの?(っ•̀ω•́)っ✎⁾⁾
おぉ!たっぷりあるぞ!!
シン先生

ボイストレーニングや声楽の習い事をしておくことは大変おすすめです。

腹式での発声方法を教えてもらえることはもちろん、声楽なら「ソルフェージュ」、ボイストレーニングでも同じような楽譜を読むための基本的なトレーニングをやってくれます。

「ソルフェージュ」は学校の音楽の授業でも一応やりますが、一人一人に行き届かないですし、養成所のボイストレーニングのレッスンもやはり大人数なので行き届きません。

ココがポイント

それに比べて声楽ではたいてい個人レッスンですし、ボイストレーニングも個人レッスンまたは少人数制でレッスンしてくれるのでおすすめです。

声優のお仕事では、歌がそれほど得意でなくても歌を出すことになったりします。

また、CMのお仕事でもサウンドロゴを突然歌わされることもありますし、本番では有名な歌手がその方の持ち歌を歌うけれども、企画段階では有名な歌手に歌ってもらうわけにはいかないので声優が代わりに歌うこともあります。

もちろん歌を出すときは仮歌もくれますし、サウンドロゴも楽譜があってもなくても音で聴かせてくれるので必ずしも楽譜が読める必要はありませんが、読めたほうが仕事がやりやすいです。

また、毎回発声練習にもかなり時間を割いてくれますが、実際の声を聴きながら例えば「頭の後ろから頭頂に声を抜いていく感じでやって」など具体的な指示をしてもらえ、そういったトレーニングに慣れてくると、頭と体がつながりやすくなります。

 

【STEP2】声優になるなら勉強は絶対にやっておくべき!

やっぱり勉強は基本だな!
シン先生
ナナ
・・・やだ↷( ó╻ò)

基本的に声優業界の人はみんな頭が良いです。頭が悪い人を見かけたことがありません。

中卒や高卒であっても地頭がとても良いです。漢字が読めなくて(下に説明していますが、もちろん漢字は読めた方が良いです!)天然ボケを売りにしている人ですら、ものすごく頭の回転が速く立ち回りもとても上手で関心するほどです。

ココがポイント

養成所でも口を酸っぱくして言われるかと思いますが、本当に勉強は大切なのです。

例えば、漢字なんて読めなくてもサクッと調べればOKなんて思っていませんか?

でも、その場で原稿をもらってすぐに読まなければならないこともあるので、そんな漢字を調べている暇なんてないことはよくあります。

また、読解力がないと台本を読み込む力が弱いということです。

ナレーションも、ただ読めば良いというものではなく、知識があることとないことでは説得力が全く異なります。

理数系に強い人は頭の回転が速い人で、分析力もあります。もちろんそういう人はどの仕事にも通用するのかもしれませんが、声優であってもその力は必要です。

頭が良ければ声優になれるというわけではありませんが、頭が良くなければ声優にはなれません。

 

【STEP3】舞台をふむ

腹式から発声、滑舌、ストレッチ、筋トレまで、基本的なことをすべて学べるので舞台に立つことは非常におすすめです。

また、舞台は稽古にたくさんの時間を要するため、社会人になってからだと時間的に厳しいです。なので高校生の間に是非体験しておいてほしいです。

舞台はおよそ1か月半以上かけて1つの台本に取り組みます。

これだけの長い時間を使ってみんなで深く読み込みをするというのも力になりますし、舞台だと実際に動くので、話すときの距離感の出し方、例えば物を持ち上げながらしゃべる時にはどんな風に声に力が入っているのかなどがつかめ、これが声だけの芝居になったときに確実に活きてきます。

なので「声優は舞台をやれ」と言われるのです。

ちなみに養成所でもカリキュラムに舞台発表があるところもあります。

ただ1回やればOKというものではないので、時間のある高校生のうちに是非チャレンジしてみてください!

 

【STEP4】読書をする

ナナ
本は好きー!(๑• ㅁ• ๑)✧
毎日1冊ずつくらい読んでいくといいぞ!
シン先生

学生のうちに是非たくさんの本を読んでおくことをおすすめします。

読解力や行間を読む力がつきますし、本を読むことで、いろいろな登場人物の人生や考え方を知ることができます。また、本にはたくさんの情報が詰まっています。

ココがポイント

お芝居ではいろいろな人の人生を演じます。
自分が生きられる人生は1人分です。

人によって、育った環境や境遇が違い、価値観や物差しも人それぞれです。

本を読むことによってそういった自分がもともと持っていない引き出しを増やすことができます。

 

【STEP5】鼻濁音や無声化に挑戦!

鼻濁音や無声化は西日本にはありません。
なので西日本育ちの人はこれらをできるようにならなければなりません。

この鼻濁音や無声化をすることにより、聞く人にとって耳障りがなくきれいに聞こえます。

西日本の人達にとっては、慣れるまではきれいどころか違和感が半端ないですが、そういうものだと思ってやりましょう。

最近では東日本の人でも鼻濁音や無声化で話している人が減少しているとのことなので、一度東日本の方も一緒に確認してみてくださいね。

≪鼻濁音≫

鼻濁音にはルールがあります。

1.「が行」が語の途中、または最後にくれば鼻濁音になります。

例:

「おんく」「たまご」→黄色のラインが鼻濁音になる。
「がっこう」→「が行」が頭にくるので鼻濁音にはならない。

 

2. 外来語は大昔に日本に入ってきていた「イギリス」と「オルガン」のような言葉以外は基本的に鼻濁音にはなりません。

例:

「プログラム」「アフガニスタン」→鼻濁音にはならない。

 

3. 合成語の後続部分の頭も鼻濁音にはならない

例:

「高等 学校」→「高等」と「学校」の合成語で後続の「学校」の「が」は鼻濁音にはならない。
「音 学校」→「音楽」と「学校」の合成語で後続の「学校」の「が」は鼻濁音にはならないが、「音楽」は後続の頭ではないので「が」が鼻濁音になる。

 

4.擬音語や擬態語も基本的に鼻濁音にはならない。

例:

「ガタガタ」「ゴトゴト」

 

5.数字も鼻濁音にはならない。

例:

「五」「二十五」(ただし、「十夜」のように数字という意味合いが薄いものは鼻濁音になる。)

鼻濁音のやり方ですが、鼻濁音になる「が行音」を鼻にかかったように発声します。

わかりやすいのが、例えば「」の前に「ん」を言ってみると鼻にかかりやすくなります。

NHKのアナウンサーの「が行」を聴いてみるときれいに鼻濁音になっているので一度聴いてみてください。
ちなみにアクセント辞典には、鼻濁音になるところが、「が」ではなく「か」の右斜め上に点々のかわりに丸がついています。

 

≪無声化≫

無声化はその名の通り、声にして発声しない音のことです。息だけを出します。

わかりやすく言うと、息だけで内緒話をするようにささやいてみてください。息だけが出て声になっていないその状態が無声音に近いです。

ローマ字にしたときに、子音「k」「s」「t」「h」どうしに挟まれる母音「i」「u」が無声化されます。

例:

かる」→「hikaruihkに挟まれているのでiのところの「ひ」が無声音。
と」→「hitoihとtに挟まれているのでiのところの「ひ」が無声音。
「まぶく」→「mabushikuihkに挟まれているのでiのところの「し」が無声音。
く」→「hukuuhkに挟まれているのでuのところの「ふ」が無声音。

つまり、無声化になる音は「き・く・し・す・ち・つ・ひ・ふ」だけで、「か行」「さ行」「た行」「は行」の「い段」と「う段」と覚えてください。

一見難しそうですが、覚えてしまえば考えなくてもだれでも感覚で分かるようになるので心配いりません。

ちなみにアクセント辞典では無声化するところに「△」があったり点線の丸で囲ってあったりします。

 

【STEP6】腹筋背筋を鍛える

意外と筋肉も使うもんだ!
シン先生
ナナ
らじゃ!!( ⊙᎑⊙ )

基本的に発声はお腹から声を出します。

ココに注意

お腹から声を出すためには腹式である必要があります。腹式呼吸には腹筋が必要です。

また、腹筋だけではなく、側面や背面などの腰回りの筋肉も使うのでここを鍛える必要があります。

腹筋がないと「あははははは!」と笑うことも難しいです。

また、腹筋や背筋だけではなく、体力自体も非常に大切で、長いナレーションなんかを読めばわかる人には体力が足りていないなとバレてしまい、二度と使ってもらえなくなります。

 

【STEP7】自然の音や風、身の回りにあるすべてを五感でしっかり受け止めて記憶にとどめておく

何をバカなことをとお思いかもしれませんが、養成所で習えばわかりますがこれが芝居において非常に重要になってきます。

例えば、大げさに言うと風が猛烈に吹いている中で話すのと、静寂の中で話すのとでは、演技はまったく変わってきますよね。

ほかにも、例えば風鈴の音を聞いて「いい音。」というセリフがあったとしましょう。

このセリフを言う前に、頭の中で風鈴の音を鳴らしてから「いい音。」と言うのと、ただ「いい音。」というのでは伝わり方が全く違ってきます。

つまりそういうことです。

自然の音や風、身の回りにあるすべてを五感でしっかり受け止めて記憶にとどめておき芝居の中で再現させることは、役者にとっては非常に重要なことなのです。

 

【STEP8】吸収力のある高校生のうちから養成所に通うのもおすすめ

やはり若ければ若いほど吸収力が違います。

なので、より吸収力のある高校生のうちから養成所に通うということは非常におすすめです。

声優という職業自体も年々若年化の傾向がありますので、早いうちにスタートを切るというのは大変有効であると言えます。

 

【MEMO】高校生でも通えるおすすめの養成所はここ!

声優養成所の「日本ナレーション演技研究所」なら、高校生でも通えます。

学校が終わってからでも通えるのでおすすめです。

また、3年間の課程修了後に大手声優プロダクションの「アーツビジョン」や「アイムエンタープライズ」などのプロダクション所属オーディションを受けることができます。

飛び級制度もあるので優秀な人は3年かからない人もいらっしゃいますし、在学中からプロデビューのチャンスもあります。高校生のうちからプロの声優になるというのも夢ではありませんね!

興味のある人は一度資料を取り寄せてみてはいかがでしょうか?

 

まとめ

昔から劇団などで子役からやっているような人が、子供のうちから声優のお仕事をやっているということはわりとよくありましたが、今では声優養成所から高校生のうちに声優デビューという人も増えてきました。

これを読んでいるあなたも制服を着てアフレコスタジオへ行くなんてこともあるかもしれませんね!

可能性は無限大なので、是非あなたも挑戦してみてはいかがでしょうか?

→高校生にもおすすめ声優養成所ランキング20校の記事はこちら

 

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