宗教の文字にびっくりされた方も多いと思いますが、その話はのちほどふれます。
さて、この「ぷろだくしょんバオバブ」は古くからある声優プロダクションで、仕事もアニメや外画、ナレーションと幅広くあります。
一時期所属声優がごっそり移籍するということもありましたが、名前のある中堅声優プロダクションであることに変わりはありません。
今回はこのぷろだくしょんバオバブの付属声優養成所である「BAO」についてご紹介していきます!
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「ぷろだくしょんバオバブ」 の付属養成所「BAO」ってこんなところ
・総合評価★★★☆☆3.2
【2】授業料 :★★★★☆ 4
【3】卒業後の実績:★★★☆☆ 3
【4】口コミ評判 :★★☆☆☆ 2
【5】先生の充実度:★★★★☆ 4
1.現在やや落ちているもののそれでも名前の通っているプロダクション
2.バオバブ所属声優が教えてくれる
3.預かりになりやすい
期間 | 2年間 |
日程 | 演技等の基本レッスン週1日2時間30分・ダンスレッスン隔週月曜日1時間 |
年齢制限&資格 | 基礎訓練を受けた15歳以上 |
レッスン内容 | アニメや吹き替え(実際のスタジオでのアフレコレッスンあり)、オーディオドラマ、朗読、ナレーション、スタジオマナー講座、業界総論 |
講師 | 専任講師2人(1人は峰あつ子さん)・特別ゲスト講師月1~2回 |
ココに注意
ぷろだくしょんバオバブの養成所はまったくの演技未経験では入れません。また、希望者のみ、有料でナレーションの勉強会や歌のレッスンなどもあります。
「ぷろだくしょんバオバブ」の養成所の学費ってどれくらい?
ぷろだくしょんバオバブの養成所の費用は、1年目の入所金を含めた34万円と、2年目の年間授業料27万円を合わせて、トータルで61万円になります。
レッスン日数と時間を考えると、一般的な料金と言えます。
「ぷろだくしょんバオバブ」の養成所のオーディションって何する?
ぷろだくしょんバオバブの養成所の入所オーディションは、自己PRとセリフをやります。
ほかの声優養成所とだいたい同じ内容になります。
入所オーディションはそれほど難しくはないと言われているので気負わずにいきましょう。
「ぷろだくしょんバオバブ」は預かり期間が長い人もいる?
ぷろだくしょんバオバブの預かり期間がものすごく長いという人がいらっしゃることもあるそうです。
通常のしっかりと安定している声優プロダクションの場合、ランクのついていない期間は2年~3年と決まっているのですが、ぷろだくしょんバオバブは安定した古くからあるような声優プロダクションですが、ランクのついていない期間がその倍以上長い人もいるのだとか。
そうなればもう新人とは言えませんね。
ココがポイント
制作会社側にとってみれば、アニメの制作費は安いので、うまくて安いならそちらのほうが良いに決まっていますので、そういう人は使ってもらいやすくなります。
本人にとっても、たとえ1本の金額が安くても、1日1本を週5やったとしてだいたい月に25万円、アニメの場合はゲームや歌やイベントや有料の取材などそれに付随してくるものがけっこうあるのでそれよりももっと多くなります。
なので、やはり「売れるまではランクがつかないでほしい!」と考えている人はけっこう多いです。
どちらが良い悪いという話ではないのですが、こういった話もあることを知っておいたほうが、プロダクションに所属してから「まだランクつかないでほしい!」と嘆くこともないのかなと思います。
「ぷろだくしょんバオバブ」の養成所の卒業生って誰がいる?
- 水島大宙さん(アクセルワンに移籍されています。)
- 児玉明日美さん
- 金元寿子さん
- 後藤邑子さん(アクセルワンに移籍されています。)
「ぷろだくしょんバオバブ」の養成所の場所はここ!
ぷろだくしょんバオバブの養成所の場所は、「BAO」だけでいうなら、基本的には東京神楽坂の一つのみです。
ただし、名古屋に「完全なぷろだくしょんバオバブだけの養成所」というわけではないのですが、「名古屋声優演技養成所【(株)VOICE3】」という養成機関があります。
ここは、ぷろだくしょんバオバブと、あまり聞いたことがないのですが、声優プロダクションのムーブマン直営とのことです。
また、名古屋の制作会社兼ナレーター事務所である株式会社エイチ・コラボレーションも参加しており、優秀な人は基本的に2年間の養成期間でありながらも随時各プロダクションに所属できる可能性があるとのことです。
名古屋の栄にあるのでその近辺で養成所に行きたいと考えている人は一度資料を取り寄せてみてはいかがでしょうか?
まだ始まって数年くらいなので、養成所もプロダクションへの所属実績がほしいところなので、今がけっこうねらい目かもしれません。
一応URLを載せておきますね。
http://www.voice3.jp/index.html
ちなみにここは飛び級で2年生からのスタートも可能とのことです。
他のプロダクションに所属したことがあるか、3年以上のレッスン経験がある人で飛び級2年生オーディションに合格することが条件になっています。
1年生レッスン日程 | 土曜日13:00~15:00 |
2年生レッスン日程 | 土曜日16:00~18:00 |
受験料 | 5,000円 |
入所金 | 100,000円(税別) |
受講料 | 240,000円(税別)←教材費込で、レッスン料分割OK |
ちなみに講師には、「BAO」でも専任講師をされている峰あつ子さんが東京からいらっしゃいます。
「ぷろだくしょんバオバブ」の養成所の評判を徹底調査
Sさん/女性
話題にあがらない
あんまりバオバブは良くも悪くも話題になりませんよね。話題に上がるような人が所属してないってのもあるのかな。新人も出してないわけではないみたいですけど、特に活躍してるわけでもなさそうですし…。
Oさん/男性
あんまりいい話は聞かなかった
専門学校の時の同期が通ってた。生徒から事務所の人まで女性社会で男は居づらいみたいな。そこらへんは人それぞれだとは思うけど。あと、なんかネットの書き込みにうるさいらしい。契約書まで書かされるとか。通常レッスン以外にも任意参加の特別講座?みたいなのがあって、同期はお金の工面や時間作ったりするのが大変だったとか。生徒自体は専門学校卒が多いらしいけど、他の養成所が駄目で流れ着いたような人が多くて、正直レベルは高くないみたいだから初心者でも通えるんじゃないかな。定員割れとかしてるようだし。預りにはなりやすいみたいで多い時は5~6?人とったって。その分クビも多いとか。
残念ながら「BAO」は、探しても探しても良い評判が見当たりませんでした。
個人的な見解ですが、教えていらっしゃる方はベテランの声優さんですし、おそらくこれまでのノウハウもあると思います。
ひと昔前の養成所的かもしれませんが、こういうところのほうが合っている人というのは確実にいらっしゃいます。
また、定員割れしているという情報もありますし、ぷろだくしょんバオバブに入りたいという人が減ってくると、やはりほかの人気養成所に比べて自然と生徒のレベルも下がっていくものなので、競争率が低い分所属の可能性が高まるのではという考え方もできます。
「ぷろだくしょんバオバブ」 の評判は?
Aさん
マネージメントの悪さや宗教上の理由という噂話をよく聞きます。マネージメントの悪さと言っても主力声優はそれなりに仕事がありましたし、声優によっては物凄い仕事量のある方もいました。
しかしそれはマネージメント能力によるものでなく売れっ子の力で仕事が入ってくるようです。主力声優が一気に退所したおかげで低迷したというイメージが強くありますね。
ですがバオバブとしてはアニメ声優が出ていったところでそこまで痛手ではないと思います。
元々、アニメ声優よりナレーションや外画の収入の方が上だからです。俳協でも同じですがアニメ声優が減ったぐらいでは痛くも痒くもないということです。
当然、アニメ声優が減った分、その補強をしたいというのもあるでしょうが、バオバブは養成所上がりより引き抜き声優を優先するので、行き場のない声優が見つかるまで有名どころは出てこないかと思います。
さらに・・・
Aさん
バオバブが低迷し始めたのは、長年バオバブを率いてきた町田泉社長が会社を去って以降ですね。
後任の経営陣が能力不足だったとしか言いようが無いです。
創業のカリスマ社長が去った後で、後任の経営陣が会社を傾けてしまうとかよくある話です。
町田氏がバオバブを去った理由は色々言われていますが(内紛的なものがあったという噂もある)、本人の談としてはアーツビジョンの松田社長(当時)にアーツに来てくれるよう頼まれたからとのことです。
町田氏の他にマウスプロを一代で築いた江崎氏も同時期に招聘していますので、松田氏のワンマン経営であったアーツビジョングループの構造改革をはかる意図があったんでしょう。
結果的にこれが功を奏し、松田氏の猥褻事件による引退後の混乱を短期間で収拾し、アーツビジョングループを再び成長軌道にのせることができたわけですが。
そういった実績を考えても、町田氏の経営者としての能力が高かったから、バオバブは繁栄してきたと言っていいでしょう。
「ぷろだくしょんバオバブ 騒動」とは?
もうかなり前になりますが、上記の評判でなんとなく流れがわかるかと思いますが、一時期ぷろだくしょんバオバブのかなりの所属声優がごっそり抜けたということがありました。
これをぞくに「バオバブ騒動」と言っているようです。
行先は様々ですが、大半の人がアクセルワンに移籍されました。
かなりご活躍されていた声優さんたちが抜けていったため、現在のぷろだくしょんバオバブは以前のような力のある感じではありません。
ただ、その分所属しやすくなっているのではないかなと思うのです。
プロダクション自体は幅広い分野のお仕事があるので、「自分こそがこれからのぷろだくしょんバオバブを引っ張っていくんだ!」という気概を持っていけばいいのかなと思います。
「ぷろだくしょんバオバブ」は宗教で分裂??
最初に書いておきますが、思わせぶりなことを書いて本当にすみません!
「ぷろだくしょんバオバブ」は宗教で分裂したという情報をネット上で少しみかけましたが(上記の評判にも出ていますが)、正直その話は聞いたことがないので知りません!
検索してもあまり出てきません。
ここからはあくまでも憶測ですが、おそらくそこまで心配するような内容のものではないのではないかと思います。
例えばものすごくあやしい宗教とかではなく、わりと普通の社会や、芸能界にも多くの信者さんがいらっしゃる、よく聞くたぐいの、応援していらっしゃる政党があるメジャーな宗教とかで、ちょこっと勧誘されることはもしかするとあったりしても入らないと仕事を干されるとかそういうものではないと思います。
入ればそちらの宗教さんがスポンサーになっているような仕事が増えることはあるのかもしれませんが。
ココに注意
まったくのデマか、もしくはちょこっと勧誘された過去にぷろだくしょんバオバブに所属されていた方が、ちょっとだれかにこぼしたのが大きくなって、それが原因みたいに尾ひれ背ひれが付いていったのかなと勝手に推測します。
要はそれほどやばくもなければ心配もいらないということです。
むしろ所属できるのかを心配したほうが賢明と言えます。
「ぷろだくしょんバオバブ」所属の有名声優5人
- 峰あつ子さん
- 一城みゆ希さん
- 松岡由貴さん
- 鳥海勝美さん
- 富田耕生さん
今回ぷろだくしょんバオバブの現在の所属一覧を見てみると、ほとんどのご活躍されていた声優さんたちがごっそりと抜けていかれたのだなと、なんというか、知っていましたが改めてあぜんという思いです。
「あのバオバブが・・・」という感じです。
ですがそこはやはりねらい目でもあると思うので、以前所属していた声優さんたちが抜けたことでプロダクション自体の力が弱まったとはいえ、その抜けた穴を補強しようとプロダクション側も考えているところです。
自分が抜けた穴をカバーできるような人材になれば良いのではないでしょうか。
まとめ
声優プロダクションといえば、青二、アーツ、アイム、81、バオバブ、マウス、俳協があって、その次に賢プロ、大沢、シグマというイメージを持っていましたが、今はそうではありません。
ココがポイント
ですが、何度も言いますがこれはねらい目の可能性もあります。
BAOはちょっと古い教え方の可能性もあり、自分で勉強していく心構えも必要という口コミもありました。
ぜひ「我こそはバオバブを立て直す!」という気概のある方に頑張ってもらいたいものです。応援しています!