東放学園高等専修学校は、東放学園のグループ校で、大学入学資格付与指定校となっている学校です。
そのため、卒業後に大学・短大・専門学校への進学が可能となることから、不登校になってしまっている方々も通いやすくなっています。
東放学園高等専修学校には声優分野がありますので、将来声優になりたいという方が早い段階から学べることから人気があります。
今回は東放学園高等専修学校の口コミ評判や学費、卒業生の活躍などについて調べてみました。
東放学園高等専修学校の良い口コミと悪い口コミ
東放学園高等専修学校の良い口コミと悪い口コミをそれぞれ集めてみました。
口コミ評判は専門学校選びの1つの参考になりますので、鵜呑みにはせずサッと読んでみてくださいね。
東放学園高等専修学校の良い口コミ評判
口コミ1.中学でいじめられていました
男性
中学でいじめられて以来、学校というものが怖く友達や先生も怖く感じていました。でもこの学校に入ってからは、みんなの中に溶け込めるようになったし、先生も友達も素敵な人ばかりで楽しく過ごせるようになりました。勉強も苦手ですが学習サポートもあったので安心できます。
口コミ2.アニメオタク
男性
アニメが好きでも、周りからは「オタク」「キモい」などと言われてきました。声優になりたいという夢を早く叶えたくて、親にお願いして東放学園高等専修学校を選びました。好きなものが同じ人たちの中で学べるのでいじめも嫌な思いをすることもなく楽しいです!
口コミ3.学園全体で応援してくれる
女性
デビュー・入所・所属に向けて学園全体で応援してくれます!星誕オーディションでも数多くの人がプロダクションに自分をアピールできるようにサポートしてくれるので、本当に頼もしいです。この学園に通ってよかったと思っています。
口コミ4.自分で時間割が作れる
女性
普通の高校みたいに決められている勉強じゃなくて、自分でたくさんの選択科目から勉強したい授業を選ぶことができるところがいい。自分で時間割を作れるから、興味のあることを一生懸命勉強できる。
口コミ5.友達と一緒に高めあえる
男性
友達と一緒に高めあっていけるのが、一番いいと思います。この学校では、自分と同じように頑張っている生徒がたくさんいて、同じ声優の夢をかなえるために一緒に自主練習をしたりもしています。やる気がある人が多くて、毎日話をしているだけでも勉強になっている気がします。
良い口コミとしては、このようなものがありました。
友達と一緒に高めあえる、時間割が自由、違う学校でいじめられていたけど友達や先生に馴染めた、などの声がありました。
特に多かったのが、不登校だったけどこの学校にきてからすごく明るくなった、楽しくなったという声です。
やりたいことを伸び伸び学べるということや、アドバイザーによる個々への対応がしっかりしているということから、通いやすく学びやすいようです。
東放学園高等専修学校の悪い口コミ評判
口コミ1.本気で目指すのではない?
男性
声優になりたいな~となんとなく考えている人が多い気がしました。本気じゃないんです。そりゃ中学出たての人たちですし、将来絶対声優になりたいなんて明確に思っているわけじゃないからかもしれませんが、本気でなりたいと思っている人たちとの温度差がある気がします。
口コミ2.ちょっと違う
女性
色々自分のやりたいようにできるのはいいんですけど、やっぱり高校生と同じように国語とかも勉強することになるので。もっと声優に特化した勉強がしたいです。もちろん選択科目とかで声優の勉強ができるんですけど、思っていたのとはちょっと違いました。
悪い口コミとしては、このようなものがありました。
あまり悪い口コミ自体がなく、あっても声優を目指すことができるかどうかという部分の声だったので、人間関係についての悪い口コミなどはなく、楽しく通っている方が多い印象です。
東放学園高等専修学校の4つの特徴
東放学園高等専修学校の特徴として、以下の4つが挙げられます。
東放学園高等専修学校の4つの特徴
1.不登校の子どもが通いやすい
2.授業の内容が多彩で自由
3.スポーツ大会や旅行など学校行事も
4.大学入学資格付与指定校
特徴1.不登校の子どもが通いやすい
東放学園高等専修学校では、不登校になってしまった子どもたちが通いやすいような学校になっています。
アドバイザーが配置されており、特に不登校生だった子どもたちに対して対応が行われているとのことです。
口コミでも、実際に不登校だったけれど、先生や友達になじめる環境で楽しく通っているという声がありました。
不登校になってしまったことで高校生活を諦めるのではなく、東放学園高等専修学校で夢を追いかけながら勉強できるかもしれないですね。
特徴2.授業の内容が多彩で自由
東放学園高等専修学校は、授業の内容がとても多彩で自由です。
カリキュラムは体験を重視した実習中心の授業となっており、たくさんの選択科目から好きな授業を選べるのが特徴です。
割合として、必須科目30%、必須選択科目が50%、選択科目が20%となっています。
必須科目では、国語・数学・英語などの高校生と同じ科目を学ぶことになりますが、必須選択科目と選択科目では、専門的なことを学ぶことができます。
例えば、必須選択科目では、声優や演劇に関わるキャストを育成する実習が受けられます。
演技の基礎、発声、発音、ストレッチや体の動かし方などを、基本的なところから学んでいきます。
また、表現力や創作力も実践を通じて高めていくことができますよ!
選択科目では、80科目以上の中から学びたい科目を選びます。
演技実習、パントマイム、ジャズダンス、HIPHOP、クラシックバレエ、ドラム、ギター、ベース、作詞、作曲、デッサン、4コママンガ基礎、フォトショップ、ヨーガ、ボクササイズ、パソコン検定、メイク・ヘア・ネイル、カラーコーディネート基礎、フォトワークなど…
たくさんの科目がありますので、興味がある科目を選んで自分専用の時間割を作ることができます。
特徴3.スポーツ大会や旅行など学校行事も
東放学園高等専修学校では、スポーツ大会や旅行などといった学校行事も充実しています。
歌舞伎鑑賞教室や、全国高等専修学校体育大会、鑑賞教室、研修、旅行、学園祭など、とてもたくさんのイベントがあります。
7月~9月には、星誕オーディションの予選と本選があり、それぞれ学内に来校するプロダクションや事務所に対して自分をアピールしていくチャンスがあります。
夏休みや冬休みもきちんとありますし、充実した学校生活を送れるようになっていますよ!
特徴4.大学入学資格付与指定校
東放学園高等専修学校は、大学入学資格付与指定校となっています。
これは、卒業者は大学入学に関して、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる高等専修学校が、文部科学大臣によって指定されているものを指します。
そのため、他の高校と違いなく、大学や専門学校への受験資格を得ることができるのです。
例えば、
上野学園大学、桜美林大学、国士舘大学、城西国際大学、聖徳大学、尚美学園大学、大正大学、宝塚大学、宝塚造形芸術大学、拓殖大学、千葉科学大学 薬学部、鶴見大学、帝京大学、帝京平成大学、東京福祉大学、東京未来大学、東洋学園大学、日本大学 芸術学部、横浜美術大学、和光大学、共立女子短期大学、埼玉女子短期大学、帝京短期大学、桐朋学園芸術短期大学 他
など、大学に進学されている卒業生もたくさんおられますよ!
3年間で自分の夢に向かってのデビューもしくは大学進学などじっくり考えることもできます。
東放学園高等専修学校は学費が高い!?
東放学園高等専修学校の学費が高いという噂もありますが、実際のところどうなのか調べてみました。
記載している学費は年によって変わる可能性もありますので、正確な学費については資料請求などして確認しておきましょう。
東放学園高等専修学校は3年間で254万円
1年次 | ◆入学金 200,000円 ◆授業料 600,000円 ◆実習演習費 50,000円 ◆施設設備費 130,000円 ◆1年次合計 980,000円 |
2・3年次 | ◆授業料 1,200,000円 ◆実習演習費 100,000円 ◆施設設備費 260,000円 ◆2・3年次合計 1,560,000円 |
東放学園高等専修学校は、3年制の学校です。
3年間の学費は、合計2,540,000円となります。
一般的な専門学校の場合、2年間で230万円~250万円ほどの学費となっていますので、3年間で同じくらいの学費というのは、学費だけ見れば安い部類に入るのではないでしょうか。
これら以外に、教材費や諸経費など必要となるお金もありますので、注意しましょう。
また、奨学金制度の利用が可能となっており、学費は前期と後期で4回分納が可能となっています。
詳しくは資料請求や個別相談などで確認するようにしてください。
東放学園高等専修学校の卒業生は活躍しているの?
(https://www.kotobukiminako.com/より引用)
東放学園高等専修学校の卒業生の活躍はあるのでしょうか?
専門学校選びの際に、実績を重視しているという方もおられると思いますので、卒業生の活躍についても調べてみました。
東放学園高等専修学校を卒業している声優さん
東放学園高等専修学校の卒業生の声優さんを探してみましたが、公式サイトに記載がありませんでした。
ですが、1名見つけることができました。
- 寿美菜子さん(「けいおん!」2009年 - 2010年、琴吹紬、「百花繚乱 サムライガールズ」2010年 - 2013年、徳川千、「ドキドキ!プリキュア」2013年 - 2014年、菱川六花、「響け! ユーフォニアム」2015年 - 2016年、田中あすか、「ルパン三世 グッバイ・パートナー」アリサ・カートライトなど)
たくさん活躍されている声優さんです。
ゲームでも、「ファイナルファンタジーXIII」セラ、「ゼルダ無双」ラナ、シア、「アイカツ」「ロボットガールズ」など多数の作品に出演されています。
また、東放学園高等専修学校ではなく、同じ東放グループである専門学校の卒業生ですが、以下のような方がおられます。
- 寺島拓篤さん(『うたの☆プリンスさまっ♪』、『火ノ丸相撲』、『アトム ザ・ビギニング』など)
- 桑原由気さん(『小林さんちのメイドラゴン』、『ありふれた職業で世界最強』など)
その他、声優さんではありませんが、原口あきまささんやアイデンティティさんなどが卒業されています。
もしかすると東放学園高等専修学校から他にもデビュー実績があるけれども記載がないだけかもしれませんので、詳しくは資料請求やオープンスクールなどで確認してみてくださいね。
過去3年間で、デビューが36.7%、就職10.1%、専門学校など40.4%、大学・短大8.3%となっています。
業界にチャレンジするチャンスが多く、オーディションも多数行われています。
チャンス自体はありますし、実際に入所・所属となっている実績がありますので、ご紹介しておきます。
アクセルワン
81プロデュース
トリトリオフィス
ミュージックレイン
(順不同)
など、声優プロダクション・事務所でのデビュー・入所・所属の実績があります。
まだデビューまで至っていないだけで、現在養成所でレッスンを受けている方もたくさんおられるのかもしれませんね。
まとめ
東放学園高等専修学校についてまとめてきましたが、いかがでしたか?
本気で学ぶにはあまり向いていないという口コミもある東放学園高等専修学校ですが、声優さんとして活躍されている卒業生の方もおられましたし、在校生のインタビューでは、とても未来に希望をもって楽しそうに学ぶ方たちが掲載されていました。
口コミ評判を参考にするのは大切ですが、鵜呑みにしないようにしながら、オープンスクールや資料請求などで自分の目で確認するようにしてくださいね。
いい学校に巡り合うために、いくつもの学校を比較してみることをオススメします。