声優養成所を選ぶときにどこをチェックしてどのように比較していますか?
事務所によってジャンルの得意不得意がありますので、事務所の強みをよく確認する必要があります。
声優養成所の学費もピンキリですし、カリキュラムも自分に必要かどうかを見極めることが大切ですね。
今回は、15の声優養成所の資料請求の方法と、実際に資料請求してみての資料の内容にフォーカスして紹介していきます。
1)声優養成所の入所前には資料請求をしよう!
【1】公式サイトだけではすべての情報が載っていない
声優養成所はどこでも公式サイトを運営しています。
公式サイトにコースやカリキュラムの紹介などおおよその情報は掲載されています。
しかし、授業料やどれだけの声優が活躍しているかの情報が載っていないこともあります。
公式サイトだけではすべての情報を確認することはできないので、気になる養成所の資料請求は必ずしましょう。
保護者にこの養成所に行きたいと伝えるときにも、サイトを見てもらうのは手間がかかります。
検討、比較するためにも、形ある資料を見せられるようにした方がいいですよ。
【2】インターネットで資料請求
ほとんどの声優養成所はインターネットで公式サイトから資料請求できます。
スマホからでも資料請求は可能なので、行きたい養成所でなくても比較するために資料を取り寄せるのはアリですね。
【3】ダウンロード版、有料、無料などさまざま
紙ベースの資料送付してくれる養成所が多いですが、中にはダウンロード版の資料を掲載している養成所もあります。
また、ほとんどの資料請求は無料ですが、有料の養成所もあります。
ココがポイント
今回取り寄せた資料はすべて無料の養成所です。
青二塾だけが切手で支払う有料制でしたが、今後無料で送付してもらえるようになるようです。
【4】最新の資料を手元に置こう
資料は最新のものを準備しましょう。
学費やレッスン内容など年度によって改定される場合があります。
資料を取り寄せてから時間が経ってしまい、いざ受験しようと思ったら制度が大きく変わっていた!なんてことのないようにしたいものです。
2)資料請求できる人気の声優養成所15選
【1】日本ナレーション学院演技研究所
大手養成所として有名な日本ナレーション学院演技研究所は、通称「日ナレ」。
アーツビジョンンやアイムエンタープライズなど大手事務所へ進路が開きやすい声優養成所です。
分校も多くあるので、地方在住でも通いやすい魅力がありますね。
マンモス校で施設もとてもきれいな印象です。
資料には、パンフレットの他、さまざまなコースの案内、申込書などが入っています。
返信用封筒も同梱されているので、申し込みするにはこの資料だけでOKです。
ココがポイント
また無料体験レッスンの案内も入っているので、体験レッスンに申し込むこともできますよ。
パンフレットもしっかりとしたつくりで、講師陣の紹介や卒業生の進路など、サイト内だけでは確認しきれない情報が書いてあります。
パンフレットは結構厚みがあります。
各クラスの紹介、Q&Aコーナー、卒業生の声などが前半に収録されています。
大手の老舗養成所だけに情報量が多く、充実した内容になっていますよ。
パンフレットの後半は、出演情報、グループプロダクションの紹介、講師陣の紹介、レッスンスタジオ、各校へのマップ、体験レッスンの案内、入所案内が収録されています。
出演情報を見れば、日ナレの卒業生がいかに活躍しているのかが一目でわかります。
声優養成所は、プロの輩出率が重要なポイントなので、この情報はサイトだけでは確認しきれませんね。
\スマホで30秒で完了/
【2】81ボイスアクターズスタジオ
こちらも声優養成所としては有名です。
81ボイスアクターズスタジオは、81プロデュースへ進むことができる声優養成所です。
アニメの業界でもたくさんの活躍している声優さんを輩出してきました。
81はグループ会社で安定感は抜群です。
資料には、パンフレットと募集要項2コース分、申し込み用紙と返信用封筒が入っています。
コースは本科と週一コースがあります。しっかり学ぶなら本科がおすすめですよ。
声優になるためにしっかり、がっつり勉強したい人向けの養成所であると言えますね。
声優四季講座という有料のワークショップのようなイベントも開催されています。
ココがポイント
おそらく1カ月に1度だと思いますが、サイトに掲載されているので確認してみてくださいね。
81のパンフレットは見開き型です。
開くとすぐに卒業生からのメッセージ、さらに開くと、代表挨拶、カリキュラム紹介、入所後の流れ、他クラスの紹介などが収録されています。
募集要項は別紙としてついているので、変更があればその用紙が差し変わる形式になっている模様。
申し込み用紙も別紙なのでそのまま利用できます。
【3】青二塾
青二塾も大手声優事務所の養成所として有名ですね。
声優養成所の中では最も厳しい養成所として業界でも有名で、週に5日という濃縮されたレッスンを受講できます。
事務所としても非常に力も強く、特にアニメで青二プロダクションの声優さんが活躍しているのを目にします。
資料は現在のところ有料なので、今回は取り寄せしませんでしたが、82円切手4枚で資料請求できるので、行きたい人はぜひ取り寄せてください。
今後無料で送付するシステムに変更されるようですので、少し待ってみるのもいいでしょう。
【4】俳協ボイス
歴史の長い俳協は、安定感のある声優養成所です。他に劇団俳協も運営しています。
筆者も通った養成所ですが、半年後の審査に残れるかどうかがポイントになります。
多くのベテラン講師陣がレッスンを行い、スタンダードクラスの12クラスある養成所生の中からアドバンスクラスに入れるかどうかということです。
俳協の資料は、俳協ボイスのパンフレットの他に、これから開催される劇団俳協の研究生発表の案内などが同梱されていました。
TVCMナレーションや吹き替え、アニメなど、さまざまなジャンルで活躍する声優さんが多く在籍しており、老舗だけに安定感は抜群です。
半年間の審査なので、経験者向きの養成所でしょう。
俳協ボイスのパンフレットは、やや薄めのものとなっています。
収録している内容は、俳協ボイス概要、活躍中の先輩たち、講師の紹介、所属までの流れ、クラス紹介、申込書です。
俳協ボイスとは別に劇団俳協のパンフレットもついています。
【5】マウスプロモーション付属俳優養成所(ダウンロード)
マウスプロモーション付属俳優養成所も大手養成所といえます。
業界内では、映画の吹き替えのマネージメントに強いです。
しかし最近ではアニメにも進出してきているようですよ。
経験者のみを受け入れる養成所なので、レベルも結構高いことが予想されます。
資料はダウンロード版のみです。
それでも、他の養成所で送付されるようなパンフレットの内容に引けを取らない内容となっています。
学費や講師陣の紹介など必要事項を確認できるので、手元に欲しい場合には印刷するといいですね。
今はコンビニでもすぐに印刷できますよ。
それぞれの講師の経歴や宣伝などもQRコードで見れるようになっています。
資料の内容は、授業内容、費用、教室紹介、講師紹介、卒業生紹介、応募要項、アクセスマップ、申し込み用紙です。
ダウンロード版とは言え、内容もしっかりかかれているので、印刷して利用するといいですね。
QRコードでの講師の宣伝なども見てみると面白いですよ。
【6】ぷろだくしょんバオバブ付属養成所B.A.O(ダウンロードと請求)
ぷろだくしょんバオバブは、青二プロダクションから独立した声優プロダクションです。
歴史も長く、独立メンバーは現在でも活躍する声優さんが名前を連ねています。
最大手の事務所とまではいかなくても中堅事務所のトップという印象です。
1979年に、当時のバオバブ所属声優による歌手ユニット「バオバブシンガーズ」を結成し、レコードを発売したこともあるというその当時では時代の先駆けのような老舗事務所です。
B.A.Oは、バオバブの声優養成所で、資料はいたってシンプルです。
余計な情報がなく、非常に見やすい資料です。
プリントアウトできるなら、ダウンロード版で十分だと思います。
必要な情報はサイトで確認できますので、ダウンロード版の資料と合わせて確認しましょう。
資料には、カリキュラムや学費などの重要な情報だけとなっています。
体験入学もサイト上に紹介されているので問題ないでしょう。
BAOのパンフレットはいたって内容もシンプル。ダウンロード版なのでかさばりません。
入所資格、期間、授業内容、カリキュラム、審査方法、費用、入所後のシステム、声優紹介、講師紹介、アクセスと必要な内容は確認できますよ。
所属している声優の数はホームページ上で確認できますので、見てみてください。
【7】talk back
talk backは、ケンユウオフィスの付属養成所です。
2002年にぷろだくしょんバオバブから独立し、堀内賢雄さんが設立しました。
映画の吹き替えに強い事務所ですよ。
年齢不問・経験者のみを対象としたリトライ科があり、声優事務所所属で1年以上の経験者を対象にコースが設定されています。
ココがポイント
事務所に所属しても、なかなか活躍できなかった声優にもチャンスがあるということですね。
資料は、クリアファイルに入っており非常に丁寧な印象を受けました。
talk backのパンフレットの他、K.N.P.S BRAINSという声優養成所のパンフレットが入っています。
このK.N.P.S BRAINSは、声優事務所4社を同時に受験できるシステムの大阪の養成所で、ケンユウオフィスがそのうちの1社です。
声優業界は人のつながりが大事なので、こういった縁から声優になって活躍できる可能性もありますね。
talk backのパンフレットは見開き型のシンプルな構成になっています。
1枚開くと、堀内賢雄さんのコメント、さらに開くと、入所の流れ、レッスンスケジュール、費用、募集要項、コース紹介と講師紹介、卒業生の声が収録されています。
それとは別に、K.N.P.S BRAINSという声優養成所のパンフレットもあります。
グループ会社の概要やK.N.P.S BRAINSの紹介が書かれています。
気になる人は、K.N.P.S BRAINSの資料請求もした方がいいでしょう。
【8】ガジェットリンク附属声優養成所
2009年に設立した声優プロダクションです。
エキスパートクラスという特別なコースが設けられています。
エキスパートクラスは実践練習とフィードバックに徹底的に特化したクラスです。
現在他の事務所でレッスンを受けている、他の養成所でレッスンを受けている人が対象で、売れる声優は再発掘するというコンセプトのクラスです。
届くまでに少し時間がかかったガジェットリンクですが、クリアファイルに入った資料がとどきました。
サイトを見なくても、養成所の概要やカリキュラム、卒業生の進路などが分かりやすく書かれています。
申し込み用紙はありませんでしたので、サイトからフォームで申し込む方式です。
出演情報を見ると、アニメに強い事務所だということもわかりました。
実際の資料の中身は、代表平松広和さんのコメント、出演情報、養成所のシステム情報、エキスパートクラス詳細、プロクラス・選抜クラス募集要項、カリキュラム、よくある質問、問い合わせ先という内容です。
ココがポイント
紹介している順序から考えると、新人を育成はもちろん、新しいエキスパートクラスに力を入れている印象です。
【9】パワーライズ付属声優養成所(ダウンロード)
パワーライズは、2015年にトリトリオフィスとトリアスとが合併し発足した声優事務所です。
所属声優の数から考えると小~中くらいの規模でしょう。
声優養成所は、16歳以上から受験できるということで、若い人材を育てるという意気込みが感じられます。
資料はダウンロード版のみです。
サイトは、事務所のサイトの端に情報が出ているのみなので、わかりづらいかもしれません。
実績が少ないので、卒業生の進路の情報はやや少ないと思います。
レッスンは15名ということなので、少数で濃厚なレッスンが期待されますね。
入所オーディションは4月の最初まで行っているようなので、併願するにはいいでしょう。
パワーライズのダウンロード版資料は、シンプルな内容です。
コース紹介、出演作品、問い合わせ先などが収録されています。
費用などは、サイト上から情報収集する必要がありますね。
サイトの印刷をすれば、パンフレットの内容と合わせて見ることができますよ。
【10】B-Box 養成所 VAEL
B-box養成所 VAELは、声優・タレントプロダクションB-boxに進むことができる声優養成所です。
声優の井上和彦さんが経営しており、2005年に「井上和彦の声優教室」から、「B-box養成所 VAEL」へ改名しました。
井上和彦さんが自ら講師をしており、アニメや映画の吹き替えなど幅広く活躍する声優さんが所属しています。
B-box養成所 VAELの資料の中には、パンフレット、募集要項、オーディション用紙、募集のチラシが同封されています。
パンフレットを開くと、井上和彦さんのコメント、カリキュラムの紹介、クラスの紹介、講師陣の紹介などレッスンの内容が分かりやすく書かれています。
募集要項は、公式サイトでも確認できますが、オーディションの詳細、レッスン期間や授業料などが書かれています。
不明な点は、電話番号も書かれているので電話で確認できるのもいいですね。
明けた時に、かっこいいという印象を抱いたのがB-boxのパンフレットです。
しかし情報量が少なめです。
所長のコメント、入所後の流れ、クラスの紹介、講師紹介、先輩の声、よくある質問が収録されています。
ココがポイント
募集要項や申込書は別紙になっていますので、安心してくださいね。
必要な情報はパンフレットと別紙で集めることができそうですよ。
【11】アトミックモンキー/声優・演技研究所
アトミックモンキー/声優・演技研究所は、声優の関智一さんが所長を務める声優養成所です。
業界では少し学費が高めに設定されていると聞きますが、設備も整っている声優養成所なので、スタジオを別に借りて、余分な費用がかかることもないのが魅力ですよ。
ボイスサンプルもレッスンの中で作成できるのもうれしいですね。
資料の中は、パンフレット、募集要項、申込書とアトミックモンキーのかわいいステッカーが入っています。
パンフレットの最後に、ワークショップの開催情報が記載されていましたが、なんと、冬季ワークショップ参加者は「優先入所審査」も受けられるそうです。
アトミックモンキーに入りたいなら、ワークショップに参加するのをぜひおすすめします。
アトミックモンキーのイメージカラー、オレンジで目をひくパンフレットです。
入所後の流れ、クラスの紹介、講師紹介、カリキュラム、ゲスト講師の紹介、設備紹介、スケジュール案内、講師や卒業生のインタビュー、最後に入所方法やワークショップの案内が収録されています。
厚めのパンフレットなので、これ1冊で情報量は問題ありませんね。募集要項と申込書は別になっていますよ。
【12】プロダクションエース演技研究所
プロダクションエース演技研究所は、アニメ、映画の吹き替えに強い中堅の声優養成所です。
中堅とはいっても、事務所にはけっこう有名な声優さんも多数所属しており信頼度は高いと言えます。
声優ユニットもいくつかあるようで、アイドル声優として活躍している人もいます。
横向きで目をひくように作られた資料で、パンフレット、募集要項、申込書のシンプルなものです。
シンプルでありながら、必要な情報はしっかりと確認できるので安心してください。
本科から研究科に進級すると、声優としての出演チャンスがあります。
また半年に一度のオーディションも開催されているのでデビューのチャンスは多い養成所でしょう。
カラーのパンフレットとは別に、結構しっかりした入所要項の冊子がついています。
申込書も別です。
パンフレットの内容は、卒業生紹介、入所後の流れ、カリキュラム、デビュー実績、コースの紹介、講師紹介、年間スケジュール、所属声優の紹介が収録されています。
入所要項には、申し込み方法や費用など実際に入所するための情報が詰まっています。
【13】アクセント附属養成所シャイン
アクセント附属養成所シャインは、声優事務所アクセントへ進むことができる声優養成所です。
講談師として活躍中の一龍齋春水さんが所長です。
講師としてレッスンもしているので、現役声優さんからの貴重なお話もあると思われます。
吹き替えとナレーションに強い事務所で、2年に1度、公募のオーディションも開催されています。
資料は、パンプレット、出演情報、シャインについてのコース紹介などの資料が入っています。
ホームページ上では体験レッスンがあると掲載されていますが、開催日程が限られています。
それとは別に、毎週月曜、水曜に授業の見学ができるようです。
ココがポイント
またシャインでは、養成所に通うコースの他に、通信添削コースというコースも用意されています。
声優養成所の中でも、通信コースをもつのは珍しいですね。
通信添削コースは、テキストとCDを使って、自宅で声優の勉強ができるコースで、課題を自分で収録し送付します。
このコースからは、アクセントの所属オーディションを受けることはできないようですが、何かの理由で養成所に通うことができない人はピッタリのコースですね。
小さめのパンフレットの内容は、コース紹介、費用、申込書、最後に通信添削コースの紹介が収録されています。
出演情報は別紙になっており、パンフレットの内容に収録できなかったものを入れている印象です。
必要な情報はパンフレットと別紙を確認しましょう。
【14】インターナショナルメディア学院(チャットで請求)
声優の新しい勉強のやり方を提案しているのがインターナショナルメディア学院です。
堀川りょうさんが所長を務めています。
分校も多くあり、通いやすさはNo.1ですよ。
インターネットを利用した通信コースや、YouTuber声優プロコースなどのこれからの声優に必要な新しいメディアへの進出が覗えます。
パンフレットの他、体験レッスンの案内、申し込み用紙などインターナショナルメディア学院の詳細がわかる資料となっています。
資料もチャットで入力して請求するハイテクぶり。
最短1カ月でデビューという言葉が印象的な学校ですね。
声優養成所ですが、専門学校のような雰囲気もあるので、結構な数の養成所生がいるのではないでしょうか。
出版、音楽レーベルなど、声優にとってつながりのあるジャンルの会社と連携していることで、デビューがしやすい一面もありそうです。
冊子もしっかり、カラーでキレイな印象のインターナショナルメディア学院は、パンフレット内容にも力を入れているようです。
学長コメント、出演情報、特徴や魅力の紹介、コース紹介、入所後の流れ、講師陣紹介、各プロダクション所属声優の紹介、グループ会社の紹介、先輩の声、募集要項、つうしん部やマップなどが収録されています。
インターナショナルメディア学院の分校の多さは声優養成所の中ではNo1ですね。
声優以外にもYouTuberやシナリオコースなど一風変わったコースも目をひきますよ。
【15】クレアボイス(ダウンロード)
クレアボイスは2006年設立の声優事務所で、養成所もあります。
声優事務所としては、小規模の事務所ではありますが、アニメで活躍する声優さんが所属しています。
養成所は週1コースと週2コースの2つがあります。
東京ナレーション演技研究所と提携しており、声優の育成にも力を入れています。
パンプレットはダウンロード版のみです。
シンプルに表にまとめられた情報で非常にわかりやすい内容になっています。
申し込み用紙も一緒になっているので、印刷して使うことができるようになっていますよ。
小規模の事務所は敬遠しがちですが、少人数でのレッスンが見込めるため、個々の力量を内容が濃いレッスンで伸ばしていくことができそうです。
ダウンロード版のパンフレットは、シンプルな内容となっています。
コースや費用、申込方法、所属タレント紹介などが収録されています。
申込用紙がついているので印刷して利用しましょう。
サイト上でも情報確認できるので、合わせて確認しましょう。
3)資料が届いたらすること・見るポイント
自分が行きたい声優養成所を選ぶ時には、メリットとデメリットをしっかり比較することが重要です。
それぞれの資料請求をして、サイトの情報と資料の情報をまとめて、最終候補を絞っていくのが効率的です。
【1】声優養成所の比較表をつくろう!
資料請求して各養成所のメリットとデメリットを比較できるように表にまとめましょう。
比較表は、手書きでもパソコンでもOKです。
(1)カリキュラム
1年間を通してどんなカリキュラムになるのか、ある程度わかるようにしておくといいですよ。
内容にボーカルレッスンがあるとかダンスがあるとか、書いておくと分かりやすくなります。
(2)レッスン時間・曜日
週に何日レッスンがあるのか、曜日が固定なのかなど、レッスン時間と曜日を書いておきます。
入所してからの生活スケジュールがイメージしやすくなります。
(3)学費・納入方法
入所金や学費、教材費などを細かく書いておきましょう。また、納入方法は一括なのか月謝のように支払うのかなど学費の支払い計画に利用できます。
(4)養成期間
声優養成所も養成期間が長いところ、短いところと様々です。
短い養成期間の養成所はふるい落とし型の養成所が多く、初心者には長い養成期間を選ぶといいですね。
(5)入所オーディションの日程
いつ入所オーディションを受けるのかがわかれば、そこから逆算して準備することができます。
また、入所オーディションの申し込みがいつまでなのかも書いておきましょう。
他の養成所と併願するときにも便利です。
(6)その他特徴など
特別なコースがある、ワークショップが開催されるなどの備考を付け加えるのもいいですね。
その事務所の活躍している声優さんを書いてもいいです。
魅力や特徴だと感じたところを書いておきます。
声優養成所を卒業後にプロになりやすい声優養成所選びが重要!
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【2】比較表から候補を絞る
比較表が出来上がったら、その内容を比べてみて、自分が行きたい、行けそうな養成所を絞っていきます。
その年に行きたい養成所を併願することもできますので、候補の養成所は1つだけにしなくてもOKです。
その年に養成所に通いたいなら、最低でも2、3校は受験した方がいいでしょう。
もちろん、ここしかない!と思う養成所なら1校だけでも構いませんよ。
【3】行きたい養成所が決まっても資料は捨てない方がいい
行きたい養成所が絞れても、送付してもらった資料は捨てない方がいいです。
気持ちが変わることだってありますよね。
また、保護者に見せるときに、比較して行きたい養成所のメリットを伝えるときにも役立ちます。
養成所に入所したら、もしくは年度が変わったら、資料は捨てても問題ないですが、それまではしばらく手元に置いておきましょう。
まとめ
声優養成所を選ぶことは、声優としての人生の第一歩でもあります。
自分にピッタリくる養成所を選ぶために、資料請求は必ずしましょう。
情報収集能力も声優にとっては重要なポイントですよ。
資料で分からないことがあれば、直接電話して聞いてみるのもいいですね。