声優になるための知識

【必見】トップ声優になるには上京しなければいけない理由

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声優といっても仕事の内容はさまざまです。
地上波のアニメに出演できる声優もいれば、ローカルで放送されるようなラジオCMなどに出演する声優もいます。

いろんな声優情報サイトに声優になるには上京しなければいけないと書かれていることをご存知でしょうか。
私も声優になるためには上京するべきだという情報を得て、実際に上京して声優の勉強を始めました。

このサイトを見ている声優になりたい皆さんは、多くの人が地上波のアニメに出演したいと思っているようです。
トップ声優になるには上京しなければいけない理由をご紹介しましょう。

声優カナ

動画でも同じ内容を確認できます!↓ 

 

1)声優になるなら上京しないとダメ?

単刀直入に申し上げますと、声優になるなら上京する方が有利です。
その理由を説明していきますね。

ナナ
カナさん…声優って上京は絶対しないとダメなんですか?
声優カナ

東京近郊だと実家から通える場合もあるけど・・・地方に住んでいるなら上京は考えておきたいね。

【1】地上波のアニメ声優になるなら上京はほぼ必須

声優になりたい人が声優になりたいと思ったきっかけはテレビアニメだと思います。しかも地上波のアニメだと思います。

地上波のアニメは、民放の放送局が制作し放映しているものです。
地上波アニメに出演している声優は、ほとんどが大手声優事務所の所属声優です。

実際の仕事は東京のスタジオでの収録になりますから、東京のスタジオに行ける距離に住んでいることがほぼ必須となります。
つまり地上波のテレビアニメに出るような声優になるのなら、遅かれ早かれ上京することはほぼ必須であるということです。

【2】声優養成所もほとんどが東京にある

先ほどご紹介した通り地上波のアニメ声優は東京の大手声優事務所所属の声優ばかりです。
大手声優事務所が運営している声優養成所も多くが東京近郊でレッスンをしています

分校が地方都市にあるような声優養成所も存在しますが、声優事務所自体が東京にあるため、分校での声優事務所審査に合格した人は、上京して声優事務所所属となるわけです。

声優養成所の地方都市の分校に通った場合でもタイミングは少し遅いとはいえ、上京することになります。

【3】ローカルアニメに出る声優なら問題ないかも

全国放送ではない、地方で製作しているようなアニメに出る場合には、その地元の声優養成所や声優専門学校から出演者を募る場合はあるかもしれません。

ローカルアニメに出る声優や宅録で収録が問題ない番組であれば、地方在住のままでも声優としての活動はできるでしょう。

ただローカルアニメだけでは声優として生活をするレベルまでには至りませんから、ほとんどの声優は上京し、呼ばれた時だけ地方に行って収録をする人が多いです。

2)なるべく早く上京するべき理由とは?

地上波のアニメに出る声優になるならば遅かれ早かれ、上京しなければいけないことはお伝えしました。
上京するタイミングは人それぞれではありますが、できるだけ早いタイミングで上京することをおすすめしたいです。

なぜなるべく早く上京するべきなのかを説明していきましょう。

【1】なまりがなかなか抜けない

 

なるべく早く上京するべき最大の理由は、なまりが抜けないということです。

声優が仕事をする時に使う日本語は標準語アクセントで発音します。東京近郊の神奈川・千葉などは比較的標準語に近いアクセントで日常会話をしているので、そこまで苦労することはありません。

しかし、関西や九州など東京から離れれば離れるほど、その土地独特のアクセントが日常会話で使われています。

英語を喋れるようになるには、留学するのが一番早いとも言われるのと同じで、日本語の標準語アクセントを喋れるようになるには上京して日常会話で使うことが重要なのです。

なるべく早い段階で上京すれば、そのぶん早く標準語アクセントを日常会話で使うことになります。
地方在住のままでは、なまりが残っていることすら気づけないことも多いのです。

【2】地方の声優養成機関だと声優には不利

地方都市には声優養成所や声優専門学校など、声優の養成機関があります。
運よく地方都市に住んでいて、声優養成所や声優専門学校に通うことができる人もいるでしょう。

地方の声優養成機関でも、卒業時に声優事務所の所属審査を受けることができます。
ただし、地方の声優養成機関から、声優事務所の所属審査に合格する人は、東京の同じ声優養成機関に通っている人よりも少ないのです。

その理由は上京することのハードルが高いからです。
声優事務所としても声優としての仕事がしやすい環境にいて、フットワークが軽い方が使いやすいと考えるのです、

地方の声優養成機関に通うことは、声優になるには不利だと言えます。

【3】地方の声優養成機関の講師の質は低め

家庭の事情や環境的にどうしても地方の声優養成機関でないと通えない場合もあるでしょう。
しかし、地方の養成機関の講師の質はどうしても低めになります。

通常声優養成機関の講師は、現役の声優を使っていることが多いです。しかし地方に出張までして講師をやりたいという人は少なくなります

声優として生活できるレベルのベテランの声優を講師に呼ぶとなると、収録のスケジュール調整やギャラの交渉が大変です。

地方の声優養成機関に、毎週現役声優がレッスンに来るというのは難しいということです。
結果的に地方の声優養成機関の講師の質は低めになります。

【4】バイト先が少ない

 

声優になるなら、学費や生活費をバイト先でまかなう必要があるのはご存知の方が多いでしょう。
大阪や名古屋など比較的大きな地方都市であれば、バイト先に困ることは少ないでしょう。しかし東京のバイト先の方が圧倒的に多いのは否めません。

また最低賃金の設定も地方に行けば行くほど低くなりますので、必然的に一人暮らしをして生活していくためのバイト先の選択範囲が狭くなります。

バイト先の選択肢が少ないという意味でもなるべく早く上京して、声優の勉強をしながら生活費や学費を稼ぐ方が効率が良いと言えます。

ナナ
やっぱり上京は早くしたほうがいいのかあ!
声優カナ

いつ上京するかでも事情が違うから計画を立てておこうね!

3)地方出身者は上京する計画を立てよう

地上波のアニメに出る声優になるならなるべく早く上京した方が得策です。
となると現在地方に住んでいる声優志望者は、上京する計画を立てていきましょう。

上京するタイミングもいくつかあるので、どのタイミングで上京できそうなのか自分の状況に合わせて逆算して計画を立てましょう。

【1】高校卒業後に上京する

高校卒業後に、上京することが可能であればぜひそうすべきだと思います。
なまりが抜けない問題も、上京するタイミングが早ければ早いほど解決も早いんです。

地上波のアニメに出演する声優になる場合には、「若い」ということも一つのメリットになります。
ただ高校卒業後に上京できる家庭環境の人が少ないです。

声優養成所や声優専門学校も高校卒業後からしか入所、入学できないところも多いので、中学生の時から上京するのは現実的ではありません
また保護者から声優になりたいということを反対される可能性も高いです。

声優養成所や声優専門学校は保護者の同意も必要です。経済的にも、保護者からの理解は不可欠です。

高校卒業後に上京して、すぐに声優養成所や声優専門学校に通えるかどうかは保護者とよく話し合う必要があります。
もしどうしても、保護者の同意が得られないのであれば、少し上京のタイミングを遅くするのも一つの手段です。

【2】大学入学を機に上京する

高校卒業後ではなく大学入学を機に上京する方が難易度が低くなります
東京の大学に進学すれば、保護者が上京費用を負担してくれることが多くなります。

大学に通いながら声優養成所に通うことも可能です。
声優専門学校の場合には全日制のことが多いので、夜間や週一コースなどの大学との両立ができるように計画しましょう。

場合によっては、保護者が仕送りをしてくれることもありますので、上京のタイミングとしてはベストな時期ですね。

【3】大学卒業後に上京する

 

私は進学した大学が福岡でしたし、保護者の同意もなかなか得ることができませんでした。そこで大学卒業後に上京しました。
声優になるには上京が必須であることを知ったのが大学在学中であったことも関係しています。

保護者の同意がなかなか得られない声優志望者や地方の大学に進学した声優志望者は、大学卒業後のタイミングで上京するのがおすすめです。
声優になることについて保護者からの同意が得られない場合も、大学在学中にバイトをして貯金を作ることができます。
自分で稼いだお金で声優養成所に通うという手段をとることができます

ここでご紹介した上京するタイミングは、あくまでも代表的なものだけです。場合によっては中学生から上京することができる声優志望者もいるでしょう。
社会人になってから上京する人もいますが、「なるべく早いタイミングで上京する」と言うことは覚えておきましょう。

ナナ
地方在住だと余計に費用がかかるんだ・・・うむむ
声優カナ

そうなんだよ!だから、上京費用も考えて貯金が大事!

4)声優への貯金は上京費用もプラスする

地方在住の声優になりたい人は、東京近郊に住んでいる人よりもお金の面でも苦労します。
必要な経費を紹介しますので参考にしてください。

【1】声優養成所や声優専門学校の学費

声優養成所や声優専門学校の学費は地方在住に限らず、東京近郊に住んでいたとしても必要です。
声優養成所の方が声優専門学校よりも比較的学費は安めです。

声優専門学校にも学資ローンや新聞奨学生制度などがある場合には利用することもできるでしょう。ただし学資ローンや新聞奨学生制度を利用するには、未成年の場合、保護者の同意も必要です。

自分が行きたい声優養成所や声優専門学校の学費は、必要な経費だと計算に入れておきましょう。

【2】上京費用も含めて計算

地方に住んでいる人は、学費以外にも上京する費用が必要です。東京に一人暮らしの場合、住む家の家賃の5ヶ月分は必要だと言われます。

東京の賃貸物件は、敷金や礼金を最初に支払うことが多く、1ヶ月分の家賃と合わせて5ヶ月分あれば問題ないでしょう。

地方に住んでいる家から、家具や家電、衣類などを運ぶ場合には、引越し費用も必要になります。保護者が同意してくれている場合には、引越し費用も全て負担してくれる場合もあります。
声優になることについて保護者が反対している場合には、上京費用だけでもかなりの金額の貯金が必要になることは覚悟しておきましょう。

【3】声優の学校やバイト先への交通費も必要

意外と知られていないのが、東京の交通費は結構かかることです。東京では地方と異なり、基本的に電車での移動が多くなります。

自分が通う声優の学校やバイト先まで電車で移動します。交通費はどこに住むかでも変わりますし、バイト先で交通費を出してくれる場合には安くて済みます。

声優の学校が離れた場所にあると、片道だけで1000円以上かかってしまうこともあります。
家賃や声優の学校の学費ともバランスが取れるように考えることが大切です。

まとめ

地上波のアニメ声優、つまり皆さんが憧れるトップ声優になるには、なるべく早いタイミングで上京することをおすすめします。

保護者の理解が得られるかどうかによっても上京するタイミングは変わります。
地方に住んでいる人はがっかりしたり不安になったりしたかもしれません。
しかし、本気で声優になりたいのならば上京は避けられないのです。
今やるべきことをしっかりとやりつつ、声優になることを目指して上京の計画を立てていきましょう。

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