テレビに出ている俳優や歌手など芸能人は芸名を使って活動している人が多い印象ですね。
実はプロ、アマチュア問わず声優さんでも芸名を使って活動している人もかなりいるんですよ。
声優になりたい人はどんな芸名にするか悩むこともあるでしょう。芸名をどのタイミングで名乗り始めるのかもわからない人が多いと思います。
今回は、声優が使う芸名を決める方法5選を大公開しちゃいます!
これであなたも売れっ子声優になれるかも・・・?
ではいってみましょー。
1)声優の芸名はみんなどうしてる?

特にないですよ!
極論を言えば、
「猫」でもOKなんです。
芸名というのは声優の仕事で使う名前のことです。
絶対に芸名を使わなければ行けない!なんてことはありませんが、声優としてのアイデンティティでもある芸名は、やっぱりいいものにしたいですね。
【1】極論としては何でもOK
いいものにしたいですねと言っておきながら、芸名は正直どんな名前でもOKです。
「ポチ」でも「タマ」でもいいのです。
冗談はさておき、声優として活動するときにはずっとついて回る芸名ですが、芸名には特に決まりはありません。
【2】名は体を表すのはホント?ウソ?
「名は体を表す」ということわざがありますが、筆者としてはホントだと思います。
科学的に証明されているわけではありません。
が、その芸名の見た目、聞いた印象などでその人のイメージがある程度決まってくる感じがしませんか?
第3者から見て「こんな感じの声優さんかな?」「あんなイメージだな」など芸名を見たり聞いたりしたときにイメージがつきますね。
【3】名前は個性の象徴でもある
みなさん自身にも名前がありますよね。
例えば私の名前である「佳奈」という名前。
「カナ」とカタカナで書くとか「かな」とひらがなで書くのではまるで印象が違います。
本名でもこれだけイメージが違うのですから、名前は個性の象徴でもあるのです。
芸名を使うことはすなわち、自分の個性を発揮できることでもありますよ。
【4】芸名を使いだすタイミングはそれぞれ
さて、芸名は考えたものの、いつから使うのか悩みます。
声優の芸名は、声優事務所に「声優」として登録された段階で芸名を名乗ることが多い印象です。
人によっては声優養成所や声優専門学校ですでに芸名を名乗る人もいます。
芸名を名乗り始めるタイミングにも特にルールはありません。
【5】途中で芸名を変えるのはアリ?
芸名を名乗ることで、周りからの印象が変わります。途中で芸名を変えたくなる人もいるでしょう。
もちろん途中で芸名を変えることもアリです。
ココに注意
ただ、芸名のイメージが濃くついていて、声優として波に乗り始めたときに芸名を変えてしまうと、それまでにせっかくいい印象を持たれていても逆効果になってしまうこともあります。
また、R指定の作品に出るときには、本名や主に使う芸名を使うと世間的に悪い印象を持たれてしまう可能性もあります。
そんなときにはR指定用の芸名を考えて、別の芸名を使っている人が多いんですよ。
2)有名声優さんたちの芸名は?
有名な声優さんたちが
どうやって芸名を決めているのか
見てみましょう。

有名な声優さんたちはどんな芸名を使っているのでしょうか。プロの声優さんたちの芸名を決めた方法を見てみましょう。
【1】自分で決めた声優さんが多い
プロの有名な声優さんでも芸名を使っている人が多くいます。
でも実は自分の本名をそのまま芸名にしている人もかなりいます。意外ですね。
声優さんも芸名は自分で決定する人がほとんどです。
筆者も声優事務所に所属が決まった時に本名をひらがなにして芸名を使っていました。
【2】声優としてお世話になった人が提案してくれたケースも
声優事務所の社長さんやお師匠さんから「この名前にしたら?」と提案されて、芸名を決めた人もいます。
もちろん最終決定はご本人がしているのだと思いますが、お世話になった人がつけた名前ですから、尊敬や感謝などを込めているのでしょうね。
(1)中原麻衣さん
アイムエンタープライズ所属の中原麻衣さんは、日ナレ出身の声優さんです。
出身地としている福岡県北九州市の「中原」(なかばる)という土地の名前をとって、声優事務所の社長さんがつけたものを芸名として使っているそうです。
(2)堀江由衣さん
堀江由衣さんは、ヴィムス所属の声優さんです。
アーツビジョンの声優特待生のオーディションを受け、3000人の志願者の中から5人の合格者の1人となりました。
最初は本名で活動していた堀江由衣さんですが、1996年ごろに現在の堀江由衣として改名しています。
(3)山口勝平さん
高校卒業後、福岡から上京した山口勝平さんは師匠でもある故肝付兼太さんが芸名の名づけの人です。
福岡の方言がなかなか抜けなかった山口さんに「訛りの抜けないいなかっぺ」という理由でつけた芸名なのだそうですよ。
3)芸名を考えよう!決め方は自由

息抜きにも楽しいですよ!
ルールもないですからね。
声優の勉強を始めてから、ストイックにトレーニングを積み重ねている人もいると思います。
でも「自分が声優になったら・・・」をイメージしながら進むとより具体的イメージが湧いてくると思いませんか?
芸名の決め方にルールはなく自由です。
声優事務所や他の声優さんを見て、結構多いなと思った芸名の決め方を5つピックアップしてご紹介しますね。
【1】姓名判断で決める
生まれた子供に名づけをするときに、姓名判断を基準にして決めることもありますね。
声優としての芸名を考えるときにも、姓名判断を使う人もけっこう多いんですよ。
苗字と名前の組合わせを使う漢字の画数で占うものです。
インターネットでも姓名判断ができるサイトもあります。
ただしインターネットの占いは、迷惑メールが来やすくなることもあるので注意しましょうね。
【2】本名を少し変えてみる
本名を少しだけ変えるだけでもかなりイメージが変わります。
漢字の名前をひらがな、カタカナで書くと随分イメージが変わりますね。
また1つの声優事務所で苗字や名前がまったく同じだと、自分のイメージがその人になってしまうこともあり、気になる人もいます。
苗字だけ別のものに変えるのもOKです。
【3】どんな声優になるかで決める
アニメ声優になるなら、やわらかいイメージのひらがなにするのもアリですね。
こおろぎさとみさんや、かないみかさんは文字にすると優しいイメージですね。
吹き替え声優さんの場合は、漢字表記の声優さんが多いです。
【4】個性ある名前にする
業界は違いますが、ダイアモンド☆ユカイさんやつのだ☆ひろさんのように記号を入れて個性的にすることもできますよ。
エンドロールで流れてきたら、視線が集まること間違いなしです。
個性がありすぎて読めないという場合もありますので、くれぐれもほどほどに・・・。
【5】本名をそのまま使う
意外なことに声優さんは本名をそのまま芸名で使っている人が多いです。
声優養成所に入るときには本名で、その後声優事務所に入って、結局本名のままというパターンも結構あるんですよ。
生まれてこの方本名しか使っていない人も多いはずなので「本名のままがいい!」という人が多いんですね。
まとめ
私は声優としては吹き替えジャンルに進んだのですが、声優事務所に所属する際に、本名を全部ひらがなにしてデビューしました。
ココがポイント
声優事務所の人や収録現場のスタッフさん、そして何よりも視聴者から見てイメージが湧きやすく、印象に残る芸名がおすすめです。
声優の勉強もいいけれど、たまにはちょっと声優になったときの芸名を考えるのも息抜きになりますよ。