声優になるための知識

『声優になりたい理由は?』と質問されたらこう答えれば面接突破できる!?

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声優になりたい!と思う人は多くいます。でも声優になりたい理由は千差万別ですね。
入所オーディションでよく聞かれる「声優になりたい理由」はどんなことを答えれば正解なのでしょうか

面接でよくある質問について一緒に考えてみましょう。

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声優になりたいきっかけってみんなどんなこと?

ナナ
ねぇ先生!みんなが声優になりたいって思うきっかけってなんなんだろう??((((っ´θ`)っ
おぉ!そりゃ人それぞれだけど、大体おなじようなきかっけのことが多いな!
シン先生

声優になりたい!と思ったきっかけもいろいろとあると思いますが、やはりみなさん同じきっかけで声優という仕事を知ることが多いですね。

 

【1】小さいころから見てたアニメ

一番多いきっかけは「アニメ」です。
幼少期にアニメを観て、可愛い!カッコいい!と憧れる人は多いでしょう。

昔は、声優が顔出しすることを良しとしない風潮でした。
子供の夢を壊してはいけないという考えが主流でしたので、声優は顔を出すことはNGであるとされていました。

しかし、現在はTVに出演し、アニメを通してライブ活動を行うこともあり、アニメ声優、アイドル声優と活躍の幅はどんどん広がっています。

アニメを起点にして、声優という職業を知り、アイドルとして活躍する姿をきっかけに声優になりたい!と思う人が多いようです。

 

【2】映画鑑賞から吹き替えの仕事を知る

アニメで声優という職業を知り、どんな仕事をしているのかを調べるうちに映画の吹き替えという仕事もあることを知った方も多いのではないでしょうか。

また、TVの洋画劇場で映画鑑賞をしているうちに、声の仕事に興味を持つ人も少なくありません

アニメとはまた違った良さが映画の吹き替えの仕事にはありますし、デフォルメされない海外の俳優さんの演技に魅了されて…ということもあります。

 

【3】TVのナレーションの仕事

きっかけとしては少ないと思いますが、声優という職業を知り、TVCMや短編番組でナレーションという仕事を知る方多いはずです。

以前はアナウンサーがナレーションをすることが多かったのですが、声優の方が表現も多彩であるという理由からナレーションの仕事もめぐってくることが多くなったようです。

ナレーションは、声優だけでなく、アナウンサー、俳優など多くの声を発する職業の人が起用されます。

 

声優養成所のオーディションで理由を聞かれることは多い

ナナのきっかけも、オーディションで聞かれるから準備しとかないとな!
シン先生
ナナ
そういえば、この養成所に入る時に聞かれたんだった…。素直に答えた記憶がある!(´∩ω∩〃`)

【1】声優養成所のオーディション内容

声優養成所に入るには、多くの場合入所オーディションに合格できることが条件となります。
多くの養成所が以下に挙げる3つの課題を出します。

 

(1)面接

書類選考も兼ねて、面接で質問をされます。
今回取り上げた「なぜ声優になりたいか?」や「どんな声優になりたいか?」といった質問も面接のときに聞かれることは多いでしょう。

 

(2)セリフや朗読

表現力のテストです。

短いセリフや小説の一部など「喜怒哀楽」の感情表現を常識的に表現できるかどうかが見られます。

女性の方が感情を表現することに長けていることが多く、男性の方が感情表現が薄くなってしまうことが多いと思います。

 

(3)自己PR

自分自身のCMといったところです。
どんな点が自分のいいところなのか、特技は何なのか?など、自分を売り込むことができるかどうかがポイントです。

 

【2】面接でのよくある質問

ここからは、「面接」にフォーカスしてよくある質問をお伝えします。
社会人になった人は、就職活動でも同じような質問を受けたこともあるかもしれませんね。

いずれの質問も、内容だけではなく、「自分が自分のことをどれだけ真剣に考えているのか」が大切なポイントです。

 

(1)なぜ声優になろうと思ったの?

声優になりたいきっかけはアニメだったとしても、俳優でもなく、歌手でもなく、「声優」を選んだ理由が必ずあるはずです。

 

(2)どんな声優になりたい?

養成所に入り、その後事務所に所属することが目標だとしても、さらにその後のビジョンがある方が事務所としても選びやすいという理由からであると推測します。

 

(3)保護者は声優になることについてどうおっしゃってる?

反対にあっているからと言って、不合格になることはないでしょう。
未成年の場合は保護者の了承を得ることも必要ですので、その点の確認だと思われます。

 

(4)声優になるためにどんなことを普段心がけていますか?

声優になりたい!という言葉は養成所を受験する時点で、誰でも言えることですよね。
そこに行動が伴って、「声優になりたい!」という言葉が説得力を持ちます。

滑舌を毎日やっているとか、体力づくりにウォーキングしているとか、何でもいいので、自分が声優になるために取り組んでいることを答えることができればOKですよ。

 

なぜ声優になろうと思ったかを明確に考えておく

【1】きっかけは「アニメや声優のファンだから」でOK

前述にも書いた通り、きっかけはアニメや声優のファンからという場合は多いです。
声優になりたい理由を述べるときに、きっかけとして「アニメのファンで」「声優のファンで」と答えるのは問題ありません

 

【2】理由としてファンを前面に押し出すのはNG

ファンであることは、あくまでもきっかけであって、声優になりたい理由としては弱いです。
ファンであること=理由とはなりませんよね。

また、ファン止まりで声優養成所に合格しても、イメージと違うということで辞めてしまう方が多いのは事実です。

養成所に入所したからには、養成所側だって未来を担う声優を育て上げることに目標を置くわけですから、長く続けてもらいたいのです。

 

【3】自分だけのなぜ「声優」なのかを考える

そもそもなぜ「声優」なのでしょう?
演技をしたいなら、俳優でもいいし、ライブがしたいなら歌手でもいいですよね。

自分自身に深く問いかけて、「なぜ声優なのか?」を明確にしましょう
例えば「この作品に深く感銘を受けて、声優という職業を知った。自分も子供に夢を与えられるような職業に就きたいと思った」という具合です。

筆者の場合、そんな大きなことは考えず、「演技もしたい、舞台もしたい、歌も歌いたいので、それらをすべて叶えるため、そしてアニメ好きがきっかけとなり志望しました」と恥ずかしながら答えた記憶があります。

 

面接で大切なことはしっかり自分のことを把握しているか?

ナナは自分のいいところと悪いところが言えるか?
シン先生
ナナ
良いところは言えないけど悪いところなら言える・・・(っ◞‸◟c)

面接では、自分自身をきちんと把握して、アピールポイントがどこなのかを知っていることが大切です。

 

【1】長所は?短所は?

長所は、自分の性格のアピールできることを盛り込めばOKです。
よく長所がない!という人もいますが、短所は長所にもなりうるもので、長所が全くない!という人はいません。

ココがポイント

例えば、怒りっぽい=感情表現が豊か、飽きっぽい=広い分野に興味があるなど、自分の短所しかないと思った方は、裏返しにしてみると長所が見つかります。

 

【2】短所を補うためにどんなことをしているか?

短所については、短所だけを述べるのではなく、その短所をどのように補っているかも一緒に伝えましょう。

「うっかりミスが多いので、必ずメモをとります」「頑固なところがありますが、客観的に見るように心がけています」などです。

 

【3】どの分野に進みたいのか?

マルチ声優になりたい!と思う方も多いでしょう。
もちろんそのまま伝えてもOKですが、その事務所の得意分野があります

「まずは、アニメでしっかりと声優として活躍し、その後吹き替えやナレーションもやっていきたい」というような将来を見据えた発言ができればベターです。

 

まとめ

ここでご紹介した面接対策がすべてではありません。
変化球の質問をされて、パニックになってしまうこともあるかもしれません。

でも、自分自身のことをしっかりと考え、どんな人生を歩みたいのかを明確にしておけば、答えがブレないので好印象です。
他の人がもっといい答えを言っているのを見て、負けたと思うこともあるでしょう。

でも、人は人。自分は自分です。

声優という人生の大きなギャンブルを勝ち上がっていくためには、自分という芯をしっかりと持っておくことが必要なのです。

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