声優界、実は人見知りの宝庫!
声優になる為の人見知りを変える4つの方法。
「人見知り」は「声優」には向かないのだろうか。「人見知り」だと「声優」になれないのだろうか。
そんな心配をされている人も多いと思います。その答えは「NO」です。
「人見知り」でも「声優」になれます。
実はこの声優界は「人見知りの宝庫」だったりします。
他の業界に比べても圧倒的に多い方だと思います。
それこそ「人見知り」よりも深刻な「ひきこもりだった人」や、「人間の友達がいなくてアニメが友達だった人」なども多く存在しています。
でも「人見知りの」ままでは「声優」にはなれません。
ですがそんな「人たち」も今やコミュニケーションの達人です。
なぜならば「人見知り」を克服しなければ「声優」になれなかったからです。
「声優」になるために「人見知り」を克服したのです。ではどうやって克服したのでしょうか?
今回はそんな「人見知り」を改善する方法を紹介します。
【その1】まずは元気な挨拶から
- 「こんなこといって不快な気分にしてしまうのでは」
- 「変なこと言ってしまったらどうしよう。」
- 「変にとらえられて怒られるのは嫌だな」
「人見知り」の原因はこのような「不安要素」です。もちろんその気持ちはよくわかります。
よく知らない人に話しかけるのは勇気がいりますよね。
でも大丈夫です。
決して怒られない方法があります。それが「元気な挨拶」です。
元気な挨拶をして怒られることはまずありません。
どちらかと言えば「喜ばれる」場合がほとんどだと思います。
嘘でもいいから元気に挨拶をしてみましょう。
ココがポイント
「声優界」のみならず、挨拶は基本中の基本です。挨拶ができないだけで仕事が減っていきます。
でも逆に挨拶を元気にするだけで仕事が増える可能性があります。
「おはようございます!〇〇と申します。宜しくお願いいたします。」
元気にこれを言うだけで仕事が増える。やらなきゃ損でしょう。
どうやって挨拶すればいいかわからない人の為に簡単にできる方法をお教えします。
上手な挨拶の仕方
① 自ら挨拶をする。
相手が言ってくるのを待つのではなく、自分から挨拶をする。
自分のタイミングで動くことができるので自分から行くことをオススメします。
② 声は明るく元気よく
暗く小さな声での挨拶は逆にマイナス。
せっかく挨拶するのだから自分をよく見せるように明るく元気に挨拶しましょう。
③ 表情は笑顔
笑顔で挨拶すれば相手に好印象なイメージをもっていただけます。
好印象をもってもらえるような笑顔を心がけましょう。
なにより皆様が「こんな挨拶されたら嬉しいな」と思う挨拶をすればそれでOKです。
本当に嘘でもいいので「自ら明るく笑顔で挨拶」を実践してみてください。
実践していればいつか普通にできるようになっているはずです。
【その2】人に興味を持ってみる
皆さんが好きな作品(漫画でもアニメでも映画でもなんでもいいです)ありますよね?
その作品をどのように好きになりましたか?
「どんな作品かわからないけど読んでみよう」と思って読んだら面白かった。
だからその作品が好きになった。
自らその作品に興味を持ったからこそ、その作品のよさに気づいたわけですよね。
実はこれと同じ要領で「人見知りも改善」できます。
「どのような人間なのか、よくわからないけど話してみよう」と思って話すだけです。
ココがポイント
人の脳というのは「思った方向に動こうとする作用」があるそうです。
「話してみよう」と思えば「話すとき」がきます。
そしてその「話す」という行動を続けていけば、それが習慣になります。
つまりいつしか「人と会話することが習慣になる」わけです。
人に興味を持つクセをつければ必ず「人見知り」は改善します。
人に興味を持つことができれば、いつしか皆様も「コミュニケーションの達人」です。
【その3】ワークショップに参加してみる
色々な「ワークショップ」に参加するというのも「人見知り」を改善する一つの手だと思います。
「ワークショップ」と言うのは、「芝居のいろは」、「声優の技術」などを皆で学びましょうという体験型の学習場みたいなモノです。
演劇に携わっている方や声優業界に携わっている方などが期間限定でたまに開催します。
「ワークショップ」には多種多様な場所から多種多様な人達が参加してきます。
そして参加する全員がほぼ初対面の可能性も大いにあります。
なので自分から進んで会話する場面が必然的に増えます。
しかも「ワークショップ」は座って話を聞くといった「受け身の場」ではなく、「自分達が自ら体験する場」です。
例えば「声優系のワークショップ」などでは実際の作品に声をあてます。
実際の収録さながらの体験ができるわけです。
台本のめくり方からマイク前の動き、そして画に対しての声のアテ方など、ここで得られるものは相当大きいと思います。
たぶん楽しくて「人見知り」なんかしている場合ではなくなると思います。
また参加者全員が共通の目的を持っているので、自然とコミュニケーションもとれるはずです。
多くの「ワークショップ」に参加するだけで、きっと「人見知り」が改善されていくと思います。
「虎穴に入らずんば虎子を得ず」ではないですが、自分から進むしかない場所に身を置くことが「人見知り改善」の近道であることは間違いありません。
「ワークショップ」には必ず新しい発見があります。「必ず成長できる」と断言します。
著名人の方が開催するワークショップなども多くあるので、興味のある方は参加されてみてはいかがでしょうか?
【その4】演技をしてみる
「挨拶」や「人に興味」、「ワークショップ」と色々言いましたが、一番の改善方法はもしかしたらコレかもしれません。
その方法は「演技をしてみる」ことです。
文字通り「人見知り」ではない人間を「演じてみる」ことで改善を促します。
改善を促すというか、コレが出来れば「改善」したようなものです。もちろんずっと演技をしていると精神的に疲れてしまいます。
なので初対面の方にご挨拶するときだけ「演技をする」すればいいと思います。
うまく打ち解けてきたら徐々に素の自分を出していく。
こうすれば精神的にも負担がかからないでしょう。
「演じるのが難しい」と言う方は「声優になるための演技の勉強」と考えてみてはいかがでしょうか。
「声優」たるもの「色々なキャラクター」を演じられなければいけません。
この先、皆様が声優になったとします。
そのときに皆様が演じるキャラは「ほぼ人見知りではないキャラクター」だと思います(まれにそういうキャラの場合もありますが)。
そんな「人見知りではないキャラクター」の練習と思えばいいのです。
例えうまくいかなかったとしても気にする必要はありません。
だって練習ですから、何度もトライしてうまくなっていけばいいのです。
無理をする必要だってありません。
楽にできるようになるための練習ですから、気楽にいけばいいのです。
どう思われても気にする必要はありません。
「人見知りではないキャラ」の練習に集中していればそれだけでいいです。
まとめ
大事なのは「過去の人見知りだった自分」を忘れること。
過去に引きずられていては未来まで足を引っ張られてしまいます。どんなに後悔したって過去は変えられません。
過去なんかどうでもいいのです。皆さんが進むのは未来です。過去は変えられなくても未来は変えられます。
今、この瞬間を大切にしてください。今、この瞬間から自分を変えましょう。
ポイント
「人見知りの自分は昨日まで」。「明日はコミュニケーションの達人」。
そう思えばそうなります。